2010日本シリーズを振り返って ~中継ぎ対決 内 VS 浅尾~

Posted by kengotoya | Posted in | Posted on 11/17/2010

打線と打線ぶつかり合い。それが野球の醍醐味だったりするけど、今回のシリーズはどちらかというと投手。その中でも中継ぎ陣の投の攻防のほうが目に映った。
短期決戦の場合、ちょっとしたミスや流れやムードが傾くと、そのまま修正が効かないまま終了してしまうケースが多い。
そんななかで投手の起用は監督も神経使っただろうなと思う。
その中継ぎ陣で、ロッテ・内、中日・浅尾 はもう申し分ない大活躍だった。

内はクライマックシリーズから中継ぎのキーマン。これまでケガでファームの日々が続いていたが、昨シーズンから徐々にセットアッパーとして成長してきている。ストレートの威力と落ちるスライダーは最高の武器である。中日の強打者に対しての攻め方は、ストレートで威圧してスライダーでスイングを誘う。ストレートの球威があるから変化球についていけなくなる。里崎がスライダーを武器にうまくリードしたのも素晴らしい。

浅尾は中日が誇るセットアッパー。ストレートは150km。落ちる変化球が武器だけど、この投手はなんといっても気迫だと思う。
第4戦登板時、9回の裏のサヨナラのピンチで、落合監督が自らがマウンドで檄を入れる。それだけ監督の期待と信頼は厚いのが伺える。
そのあとは気迫。西岡を三振に取った。これがこのあとの中日の逆転劇を産み、勝因でもあるとおもう。
残念ながら最終戦はロングリリーフとなり、球威が落ちた瞬間をロッテ・岡田にうまくミートされセンターオーバー。
チーム一信頼されている浅尾で負けたのであれば、納得が行く敗戦だったのかもしれない。

「勝負のあや」となったセットアッパー利用の采配。ただし、紙一重の勝負であったのは間違いない。


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